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早朝は豪紙インド・モーニング・ヘラルドの「豪当局が40%のリソース税雇用を検討している」との報道を受けてリソース価格が下降したほか、米ファイナンス規制案を背景とした株価の相当下降を受けて危険回避のユーロロング・円ロングが強まったことから、対ユーロは0.8985近辺、対フランも80.80円近辺まで相当に下降。
原油などリソース価格が下降基調となっている上、USのファイナンス規制案や中国のファイナンス引き締め不安など不不動要因も多く、今週も高危険通貨ペア・リソース国通貨ペアは敬遠されそうだ。
ただし、インドの市況は堅実で来週金曜日の豪準備銀行理事会では追加利息上昇が濃厚となっていることから、豪ユーロは利息面ではロング妙味があるだろう。
株価が下げ止まった場合は割安狙いのロングが入る可能性もあり、柔軟スタイルで臨みたい。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。